今回は、富士五湖の一つの河口湖からの富士山です。
この絵は、湖面に写る富士山がどう見てもおかしいですよね・・・。
実は、2地点からの風景が組み合わされて描かれていると考えられています。
・・・諸説ありますが、以下は私の私見です・・・。
それは、「三坂水面」の題名にヒントがあります。
「三坂水面」は、「三坂・水面」であって。
「三坂」は、湖近くの現在の御坂峠であって、そこからの河口湖・富士山の風景。
「水面」は、河口湖中の船上からの富士山。(小舟が一艘描かれている)
現在の御坂峠からの写真を見ますと
湖面にうつる富士山は、御坂峠からの 河口湖・湖岸 そのもの形を表現している様に見えます。
御坂峠と言う場所もなにか意味があるようです。
画 像 著作権フリー絵画 葛飾北斎 ・ Wikipediaー御坂峠
地 図 Google Map 御坂峠
リンク 河口浅間神社
画 像 御坂峠より富士山・・・御坂峠ーWikipediaより